
宗派 高野山真言宗
本尊 千体地蔵菩薩
創建 不詳
ご詠歌 岩室の 山は御在所 みほとけの いや高照らす 朴ノ木守り
応化身 魚籃観音

波を泳ぐ大魚の背に立っているお姿が特徴。人肉を食べる暴悪な鬼や邪悪な鬼に遭遇しても、魚籃観音様を念ずればたちまち無害になるといわれており、航海の安全と大漁をもたらす観音であります。船に乗る時には観音様を念じ安全をご祈願ください。
○歴史・由来
高照寺は、本寺、長福寺と、その塔頭(たっちゅう)寺院より成る。創建は不祥。遠く江戸時代より、この地、朴ノ木(ほうのき)の文殊様として有名である。本尊、千体地蔵菩薩は、現在の高知県香美市土佐山田町(高照寺より車で南西に約10分)に楠目城(くずめじょう)を構えていた大仲臣道兼が奉納したもの。永徳3年(1383)南北朝時代(室町時代)の名作で、四国では他に見られない美観を呈している。この千体地蔵菩薩は昭和44年、県の重要文化財の指定を受け、本堂は同45年、香北町の重要文化財の指定を受けている。
○住職より一言
参拝は非日常の体験です。少し立ち止まって、自分の半生や過去を振り返ってみることで、自分を見つめる良い機会となるでしょう。
○アクセス
〒 781-4235
高知県香美市香北町朴ノ木 102
電話 0887-59-3582
大型バス 進入 可
マイクロバス 進入 可