二十二番札所 今治別院

宗派  高野山真言宗
本尊  弘法大師
創建  1883年
ご詠歌 たかのやま たかきみ法の 真清水は 世々に流れて つきぜざるべし
応化身 葉衣観音

勇敢な姿で岩に座っているお姿が特徴。この葉衣観音様の名を声に出して一遍唱えると自分自身が護られ、二遍唱えると伴侶を護り、三遍誦唱える一家を護るといわれています。また私たちの住居や地域を病気や災害から守ってくださるといわれています。

○歴史・由来

明治16年3月、高野山総本山より宗祖弘法大師の御尊像を勧請し、高野山出張所として開創。当時は現地より北東側の海岸沿いに位置していた。その後、檀信徒の寄付により現在地に移り、約10年の歳月をかけ諸堂が完成した。大正10年8月高野山総本山金剛峯寺今治別院に昇格。大師信仰の中心道場として使命を果たすと共に、幼児の宗教情操教育に努めた。参詣者が絶えることなく賑わいを見せていたが、昭和20年8月6日の大空襲にあい、本堂をはじめ一切の建物を焼失した。その後、檀信徒の支援を得て昭和24年、越智郡鴨部村(現地より南西に車で15分)旧坂本坊本堂の譲渡を受け境内に移築して仮本堂とし、別院復興の基盤を確立。以来、鐘楼門はじめ諸堂、庫裡、幼稚園等を復興し現在に至っている。

○住職より一言 

四国霊場のお砂踏みをしながら観音様を拝める参道があります。お気軽にお立ちよりください。

○アクセス

〒 794-0026
愛媛県今治市別宮町 2-4-14
電話 0898-31-3840
大型バス   進入 可
マイクロバス 進入 可