二十七番札所 真如山延命寺

宗派  真言宗大覚寺派
本尊  薬師如来
創建  700年頃
ご詠歌 薬にも 法の味はひ めぐらして 命の光り のぶる寺かな
応化身 普悲観音

両手を衣で覆い隠して、前に垂れ山の上に立つお姿が特徴。私たちを慈しみ、いつも誰に対しても平等の心で接してくださる観音様の中でも、威厳と人徳が優れていることから、この名前がついたといわれています。密教では大日如来様が姿を変えて現れるとされています。

○歴史・由来

奈良時代の僧、行基菩薩(668~749年)により開創。以前は大野原町花稲(当寺より西に車で5分)に在った。鎌倉時代中期、現在地に移り、比叡山より日枝神社と山王権現をお祀りして一院を建立した。南北朝時代(1350年頃)火を発してほとんどの堂舎を失うが、応永年間(1400年頃)再興する。安土時代(1570年頃)再び兵火にあい多くの堂宇を失うも、歴代の住職が再建に努め、嘉永7年(1854年)京都の旧嵯峨御所大本山大覚寺より天下泰平、五穀豊饒の祈願所として、御宝前に御紋付提灯、翠簾(立派に飾られたすだれ)を賜る。現在では、毎月8日午前8時より本堂にて写経会、28日には大師堂にて護摩祈願を執り行い、花の寺として親しまれている。

○住職より一言 

境内には、2月に紅白の枝垂れ梅、4月には樹齢100年を超えたソメイヨシノが咲き誇ります。皆様のご参拝をお待ちいたしております。

○アクセス

〒 768-0040
香川県観音寺市柞田町丙 1076
電話 0875-25-3234
大型バス   進入 可
マイクロバス 進入 可