霊場会のあゆみ

平成2年 霊場会の設立
『医療と宗教の出会い』
「四国三十三観音霊場会」は、前身である「ぼけ封じ四国三十三観音霊場会」として平成2年10月5日に設立されました。高齢者社会の現代において、高齢者の抱える様々な心の問題や、医学の進歩にも関わらず、未だ治療法の確立しない不治の病に対する心の問題など、現代の社会では、「医療だけ」、「宗教だけ」では解決できない様々な問題を抱えています。
このような時代の中、「医療における宗教」、「宗教における医療」の接点を探求し、宗教的な立場から、何ができるかを考え、そして貢献するためにこの霊場会は誕生しました。観音さまの慈悲のお力により、あらゆる心の迷いを取り除き、安らぎを得ることができるよう、33の寺院が宗派を超えて集まり、活動を行っています。

平成11年 応化身のお迎え
『新たなる発展へ』
観音さまは、様々な願いを叶えるために三十三のお姿(応化身)になられると説かれています。平成11年、霊場開創10周年を迎えるにあたり、三十三観音の御影の開眼大法要を執り行い、三十三の観音さまの応化身を各寺院に勧請(お迎え)しました。
後に「ぼけ封じ四国三十三観音霊場会」は「四国三十三観音霊場会」と改称し、新たなスタートをきりました。皆さまに、心の安らぎを与え続けられる霊場であるように、よりいっそうの努力を行って参ります。

平成25年 百八観音霊場設立
『より大きな観音霊場に』

平成25年、さらなる観音信仰の昂揚にむけ、中国、四国、九州の観音霊場会が結びつくことにより、日本で最初の百八観音霊場が誕生しました。

詳しくは、百八観音霊場 H.P をご覧ください。